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子宮頸部 高度異形成(CIN3) 名医による円錐切除術

細胞診(クラスIIIa)・組織診(CIN3)で円錐切除術。HPVハイリスク16型感染。円錐切除術の比較・リスク・対策・予防。また、他の治療法(レーザーなど)との比較。「今できること」をまとめています。

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子宮頸部 高度異形成(又は子宮頸がん初期)の治療法

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精密検査で高度位形成(CIN3)または上皮内がん以上と診断された場合、治療が必要です。
現在日本で行なわれている治療法と傾向についてご紹介します。
それぞれの詳細については別記事にまとめているので、参考にしていただければと思います。




子宮頸部高度異形成(又は子宮頸がん初期)の方の治療法


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【治療法の種類】

子宮頸部高度異形成(又は子宮頸がん初期)と診断された方の手術・治療には、大きく分けて5つの選択肢があります

①円錐切除術
 [メス・高周波電気メス(下平式・LEEP式)・レーザーメス]
②レーザー(高周波)蒸散
③光線力学療法(PTD)
④凍結療法
⑤広汎性子宮頸部摘出術
⑥子宮全摘出手術



【症例の多い治療法】

多くの病院では①円錐切除術による治療を提案しています。
次に多いのが、②レーザー蒸散術です。
ただし、これらはそれぞれ対象者やメリット・デメリットが異なり、病状をしっかりと把握した上で決断する必要があります。

③光線力学療法(PTD)と④凍結療法は、海外で多く採用される方法ですが日本で導入している病院はまだあまりありません。
⑤広汎性子宮頸部摘出術と⑥子宮全摘出手術は、①の円錐切除手術を受けても病変取りきれなかった方や、今後妊娠を希望しない方に提案される治療法です。


【管理人の考え】

担当医師によって推奨される治療法には、もちろん患者個人の病状が大きく考慮されます。
しかし、病院によって行える治療法に限りがある場合、他の選択肢を説明してくれる医師は少ないのも事実です。

全ての選択肢を知り、それぞれのメリットとデメリットを認識した上で医師と相談して納得のいく治療法を選択して欲しいと思います。

各治療法の概要


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【①円錐切除術】
子宮頸部を円錐状に切除し病変部位を取り除く手術です。
術式は病院によって異なり、それぞれメリット・デメリットも異なります。

円錐切除術について詳しくはこちら
円錐切除術の合併症・リスクについてはこちら


【②レーザー(高周波)蒸散】

レーザーを使って病変を焼き、がん細胞を死滅させる方法です。
死滅したがん細胞は時間がたつと吸収されて消失します。


【③光線力学療法(PTD)】

腫瘍親和性光感受性物質と低出力レーザー照射を併用して行う方法です。
実施している病院は、日本全国でもあまりありません。


【④凍結療法】

液体窒素を使い、がん細胞を死滅させる方法です。
死滅したがん細胞は時間がたつと吸収されて消失します。


【⑤広汎性子宮頸部摘出術】

子宮頸部を大きく切除し、胎児のベッドとなる子宮体部を残す方法です。
一般では事前に円錐切除術などでがんの広がりを十分に検討したうえで実施します。


【⑥子宮全摘出手術】

子宮を全摘出する手術です。
一般では事前に組織診・円錐切除術の病理診断ででがんの広がりを十分に検討したうえで実施します。


②〜⑤(円錐切除術以外)の治療法について詳しくはこちら

 ♦治療法について

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