子宮頸部 高度異形成(CIN3) 名医による円錐切除術

細胞診(クラスIIIa)・組織診(CIN3)で円錐切除術。HPVハイリスク16型感染。円錐切除術の比較・リスク・対策・予防。また、他の治療法(レーザーなど)との比較。「今できること」をまとめています。

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高度異形成で円錐切除術【手術当日】



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手術当日の日記です。
手術までの道のり、麻酔のこと、術後のことを記載しています。






手術前・病室案内



起床。
いよいよ今日。

「寝坊したらドタキャンしよう」なんて笑っていましたが、
結局何度も起きてしまって早めに目覚めました。
体を温めておこうと思い、半身浴をしてから支度。

何度も持ち物を確認して、家を出ました。


8時半に受付し、入院部屋へ案内されます。


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少しグレードアップして広い個室にしてよかったと思いました。

ミニキッチンもあります。



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病室が母の誕生日と同じ号室で、驚きながらもなんだか力が湧きました。

「これは絶対、うまくいく」
後から母に聞いたら、母も同じことを思ったそうです。


一通り部屋の使い方の説明を受けたら、今後についての説明。

まずは手術着に着替えてから、点滴をするとのことです。
その前に手術について、一連の流れを説明されました。


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看護師さんは綺麗で清潔感があってテキパキしててとても感じが良い。
何を聞いても親切に答えてくださり、とても安心しました。


昨夜から水分を取っていないので喉がカラカラ。
でも何も飲めないので、おとなしく手術着に着替えます。

心はそわそわしていましたが、母もいるし、できるだけ明るく振舞っていました。

テレビの前にかぼちゃを飾り、写真をパチリ。


そして点滴の時間が来て、ベッドに横になります。


バイタルチェック
体温・・36.4
血圧・・50/80
酸素・・97パーセント


平熱より一度も高い。
朝、半身浴したからかな?
緊張してるからかな?


0945から手術なので0940に迎えにきますとのこと。
手術室までは歩いて行くそうです。


手術室へ



あっという間に時間がきました。


手術室までの道のりが、一番不安で泣きそうでした。
エレベーターを降りて、地下へ。

どんどん不安になってきます。

山王病院は、とくにロビーや入院個室がホテルのような雰囲気なので、無機質な手術室とのギャップが大きいのです。


ドラマでよく見るような、手を洗う場所、無機質なドア、そして手術室へ。

クラシックがかかっていて少しリラックスしたのもつかのま、
手術台に横になって天井を見ると、あの大きなライト。それを見た瞬間に怖くなってしまいました。

怖い。

怖い。
やめたい。
帰りたい。

怖い。

そんな風に思っている間に、テキパキと準備は進みました。


心電図をつけて、手足を固定され(これもこわかった)、酸素マスクをつけて深呼吸するように言われます。

そこへ麻酔の先生がご挨拶に。

「大丈夫、すぐ眠りますからね」と。


このとき、酸素マスクから麻酔がかかると思っていた私。
必死に深く呼吸するも、一向にかからず焦ります。

すると、「では麻酔打ちますからねー。少ししみるように痛いですよー」
と、点滴をしていた左腕に痛みが。

なんでも、同じ管を使って点滴と麻酔を入れ替えるそうです。

(そっちかい!)と一人ツッコミをするも、思いがけない麻酔の痛みにびっくり。

麻酔科の先生「すぐ眠りますからね。次に起きたときは、もう終わってますよ」

しみるような痛みと言われましたが、ぐっと締め付けられる痛みでした。
痛みに強い私ですが、痛いと知らなかったので思わず「痛いっ」と口に出してしまいました。


「痛いですよね、すぐ眠りますからね
次に起きたときは、もう終わってますよ。」

「はい。」

、、いや、いたい。痛い痛い。


「もう少しですよー、すぐ眠りますからね」

「はい。」

、、いや、痛いよ、ねむらないじゃん、笑

と突っ込んだところで、記憶が途切れました。


手術直後




「〇〇さん、分かりますかー?」


夢を見ていた気がしました。

柔らかくて、優しくて、ぼんやりと、でも光が射すような場所で

何をしていたかは覚えてないけれど、
そこにいたのが私だったのかも分からないけれど、

でも、なんだか光がぼやっと指していて、暖かい場所にいた気がしました。


「気分悪くないですか?」

「はい」

「終わりましたよー」

「ありがとうございました」

朦朧とする意識の中で会話。

終わったんだ、、と思ったら
じわりと涙が出て来た

ホッとしたのか
怖さが蘇ったのか
これからが不安なのか
なんだか分からなくて
でもじわりとこみ上げて唇をかんでいました。


麻酔の先生が、「気分悪くない?」と何度も優しく聞いてくれたり
「もう終わりましたからね」と優しく諭してくれて
「ありがとうございました」ととにかく繰り返したことは覚えています。


そのままストレッチャーで病室へ戻ります。

「今1030分ですよ。早かったですね」
看護師さんから声をかけられるも、意識が半分くらいしかありません。

後から考えれば、30分程度だったのだと思います。
母も彼も、「早くてビックリした」と言っていました。



病室に戻り、ベッドへ。
酸素マスクをつけているのと、喉がカラカラなのとで上手く話せないけれど
意識はあったし目も開けられました。


気分も悪くありません。
麻酔が効いているので痛みもなく、ただ意識がぼんやりとしていました。



先生が来てくれて、「気分はどうですか?」と聞いてくれます。

「はい。」としか答えられないでいると、
「お腹は痛くないですか?」と聞いてくれる。

「大丈夫です」というと、
「じゃあ後は安静にしていれば大丈夫です。三食おやつ付き寝るだけ!」
と先生。

気楽でなごみます。笑

バイタルチェック

体温・・37.8
血圧・・40/70
酸素・・98パーセント


炎症で微熱が出てるみたい。
血圧が低いのは元からです。

術後1時間は酸素マスクをつけたまま。
そこからもう1時間は、安静ということで飲水禁止です。

のどかわいたよーって少し話して、笑って、
ホッとして泣いて、
そのあと気付いたら少し寝ていました。



豪華な昼食



2時間後、お昼ご飯の配膳で目がさめます。

やっと眠れたところだったので、若干気分が悪いですが、とにかく食事が豪華です。


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でも食欲はぜろ。

りんごジュースひとパック
ほうれん草のおひたしふた口
サラダのミニトマト二個
デミグラスチキン 一口
ごはん 一口
チーズケーキ(持参) ふた口


これだけ食べて終わりにしました。


なんとなくぼーっとしています。
あとは呼吸がしずらく、息を吸うと肺が痛い感じです。

麻酔してたからかな?


術後初めてのお手洗い。
ガーゼが入っているので少し違和感ですが、組織診のあともそうだったのでさほど負担はありません。


術後の検診



14時になり、術後の検診へ。

先生がガーゼを抜いてくれます。

すると、
「大丈夫だね!出血もないし、ガーゼにもついてない!」

ほら。と言って見せてくれました。


(え?!そんなことあるの?!)

そう、ガーゼに一滴も血がついてないのです。
びっくり。

「あまり切ってないってことですか?」

「いや、普通には切りましたよ」

すごいな。
切りながら止血ってこういうことか。
病院や術式によって本当に予後が変わると実感しました。



疲労感はあるものの痛みや出血はなし



病室に戻り、3時のおやつの時間。

おやつは栗饅頭でした。

和菓子好き。完食。
夜は和食がいいなあ。



しばし歓談。
途中何度か看護師さんと先生が様子を見に来てくれます。
本当にみなさん優しくて気が利いて温かかった。


夕方、父が面会に。
顔を見てほっとしたみたい。
少し話して、疲れるだろうからと、母と一緒に帰りました。

「帰りがたいわ」って母が言って、泣きそうになりました。

人一倍心配性な母なのに、
私が一番負担の少ないようにって私の気持ちを優先して心配しているそぶりを見せないでくれました。

母が心配している姿を見るのが一番辛いので、とても救われました。



夕食は和食です。

うれしい。
半分くらい食べられました。



今日はもうなんだか眠いな。
あとは微熱が続いていて体全体が熱い。
看護師さんが気を利かせて氷枕をくれました。本当に気がきく人です。

痛みはないとはいえ、違和感はありますし生理痛のような感じです。
疲れもあり、早めに寝ようと10時には就寝。
夜中、看護師さんが見にきてくれたであろう時のドアの音で目覚めるも、それくらいで熟睡できました。

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