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子宮頸部 高度異形成(CIN3) 名医による円錐切除術

細胞診(クラスIIIa)・組織診(CIN3)で円錐切除術。HPVハイリスク16型感染。円錐切除術の比較・リスク・対策・予防。また、他の治療法(レーザーなど)との比較。「今できること」をまとめています。

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セカンドオピニオン ②赤坂「宮崎産婦人科」 宮崎先生


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どうにか手術せずに治療する方法はないのか。
手術するにしても、リスクが最も少なくなるよう名医と呼ばれる先生にしてほしい。
そう思った私は、セカンドオピニオンとして3つの病院を受診しました。

二つ目は、後の担当医と出会うきっかけになった宮崎産婦人科です。

「宮崎産婦人科」を訪れたきっかけ



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セカンドオピニオンとして伺った2つ目の病院は、赤坂にある「宮崎産婦人科」です。
ここは不妊治療でも有名な病院で、院長先生である宮崎先生のもとを訪れました。


この先生に出会った経緯は、知人である歯科医師(Sさん)の方の紹介です。
この方も権威で顔が広く、婦人科ならとにかく宮崎先生に話を伺って治療方針や病院、名医を紹介してもらうと良いとのことでした。


正直、産婦人科に子宮頸部異形成の相談をしに行くのはとても気が引けました。
何より人気が高い病院なので、電話で予約をすると一番早い初心は一ヶ月半先を明示されたからです。


しかし、子宮頸部異形成(ガンかもしれない)ということ、また、歯科医師(Sさん)の紹介で宮崎先生にもお話が伝わってると伝えると、連休明け、予約と予約の間に相談だけならと無理に取ってくださいました。


何だか申し訳なくなり、知人にその旨を伝えて遠慮しようかと話しました。
しかし、「今は遠慮している場合じゃない。いろんな方の話を聞いて、納得のいく治療法を選ぶのが大切だ」と言われました。
確かに藁にもすがる思いだったので、ここは甘えてしまおうと決意。
そしてこの日、相談に訪れたのです。


宮崎先生との出会い


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診察室に入ると、宮崎先生は穏やかな笑顔で迎え入れてくれました。

「Sさんから話は聞いています。大変でしたね。」
そう言って、座ってくださいと促されました。
大変でしたねと言われただけで、もう泣きそうに。

でも、泣いている場合ではありません。

・最初の総合病院で円錐切除手術を勧められたが、早産リスクが高いことが気になってためらっていること
・清水先生に診てもらったら、組織診断で繰り返せば手術は避けられるかもと言われて悩んでいること
・Sさんに相談したら、宮崎先生に今後の治療法を相談するのが良いと言われここにきたこと

など、これまでの経緯を正直に伝えました。

組織診の結果に目を通した先生に、
「HPVウイルス検査はした?」ときかれました、

今は結果待ちですと伝えると、「それを待ってもいいかもね」と。

しかし、その後すぐに「いや、それはしなくていいな」と言い直されました。



円錐切除手術の勧めとその理由


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宮崎先生は、結果的に円錐切除の手術を勧めました。


「清水先生は組織診を繰り返すのはS先生の好きな治療法なんだ。この病院にも、子宮頸部異形成に清水先生に診てもらってたという方が結構来ている。話を聞くと、数ヶ月に一度組織検査して痛い思いをしながら、毎日のように悪化していんじゃないかと不安に思う日々がつらかったという方もいる。そして最終的には手術という方も。もちろん、できる限り手術を回避したいという方にはとても良い方法だけれど、メンタル面とこの病状を見る限り、僕は待たずに手術した方が良いと思う」


清水先生が組織診断を繰り返す治療法を好むのは、もちろん知っていました。
むしろそれをして欲しくて行ったので、そうですよねという心持ちで聞いていました。


しかし実際にその後もそれを繰り返した方の話を聞くと悩みました。

確かに、今日のように長時間待って痛い思いをし、忙しそうな先生に聞きたいことを聞くのに必死になるのは良い気分ではありません。
さらに、クリニックから電話がかかってきた日から、これまでのような不安がこれからもずっと続くと思うとそれも自信がありません。


「HPVの検査結果は待たなくて良いですか?」と尋ねると、

「もういろんな病院や先生に何度も聞いて病気に知り尽くしているとは思うけどね」と、図を描きながら私の病状について優しく教えてくれました。


先生の話は、まとめるとこうです。

・軽度や中度であれば免疫によって排除され正常に戻る可能性もあること
・一度高度の診断が出ると、正常に戻る可能性は限りなく低いということ
・HPVは高い確率でハイリスク型だと思うから待たなくて良いこと
・早産のリスクは思ったよりも高くないこと(同席してくれた他の医師にも確認し、4%という数値は違うと断定)
・僕だったら、この病理診断を見たらウイルス型は関係なく手術を決断すること


「もしも手術を決断するなら、僕が信頼できる病院と先生に紹介状をかくよ」

これまで、K中央病院でも南麻布ウィメンズクリニックでも、自分だったらという視点で話してくれた方はいなかったのでなんだか泣きそうになってしまいました。


実は先生は、数年前まで近くの総合病院と提携して円錐切除術も行っていたのだそうです。
ただ、その病院は最新医療であるレーザー治療ができる機械がなく、先生が満足できる最高の治療を行えないということで、手術をしなくなったそうです。

そのお話にも、とても感銘を受けました。
「自分の知識と技術でできる最高の治療をする」「それができないならしない」
そう考える先生をとても信頼できると思いました。


治療への決意と山王病院の紹介



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「とりあえず、もう一度大きな病院で診てもらって、相談して決めても良いんじゃないかな。以前の病院でももちろん良いけれど、不信感が強いのなら紹介状を書くよと」


そんな先生がここまで言ってくれるならばと、ぜひお願いすることにしました。


ここで、M先生が提案してくれた病院は3つです。

・慶應病院(婦人科部長)
・東邦病院(婦人科部長・副医院長)
・山王病院(婦人科部長)

どの方も昔からのお知り合いで、信頼できるから安心してとのことでした。

さすが権威の方はすごい・・

ただ、慶應はとにかく混んでいるから予約が遅いかも。
早めの手術を勧めるから東邦か山王が良い思うと言われました。

この時、「早めの手術を勧められるほど良くない病状なんだ」とも思い、なおさら手術をした方が良いことを認識。


先生の言う通り慶應は除外し、東邦は現在リニューアル中で建物が古く暗い印象があることを知っていたので、消去法で山王をお願いしました。

山王は以前にも外来で何度かお世話になっていて、病室も個室のみ。
院内の雰囲気もホテルのようで気落ちしなくて好印象だったことを記憶していました。


そして紹介状を書いてもらうと、なんと予約の取り方まで教えてくださいました。

なんでも、電話で予約を取ると二月先くらいになってしまうそうです。
そのため、月曜午後にある「予約なし診察」に飛び込むのが一番早く診てもらえる。
かなり待つことになるけど、待ってれば必ずその日に見てくれるからと。

これを知らなければ、普通に電話して日にちを待っていたと思います。


「確か、ここなら予約なしで見れるってK先生が言ってたんだよ!ほらそうだ!」と、
わざわざ山王病院婦人科の外来予約の取り方の紙を探してきてくれました。

本当に優しい。
この先生の言うことはとても信頼できると思いました。


「お忙しい中、このような相談のためにお時間をありがとうございました」と伝えると、
「何かあったらいつでも来てくださいね。Sさんにも僕から連絡しておきますよ」と言ってくれました。


産婦人科に、子宮頸癌の相談をしに行くなんて常識ハズレかもしれません。

それでも、宮崎先生に出会い、見解を聞くことができたこと。
そして、のちの担当医になる山王病院の片瀬先生をご紹介いただけたことに本当に感謝しています。


セカンドオピニオンを受けることの大切さ。
そして、自分が何を持って先生を信頼するのかという軸を決めることが、治療法を決定するのに大切なのだと思いました。


③へ続く
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