子宮頸部 高度異形成(CIN3) 名医による円錐切除術

細胞診(クラスIIIa)・組織診(CIN3)で円錐切除術。HPVハイリスク16型感染。円錐切除術の比較・リスク・対策・予防。また、他の治療法(レーザーなど)との比較。「今できること」をまとめています。

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子宮頸がんってどんな病気?


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ある日突然、「”子宮頸がん”の疑いがあります」と言われても、それがどんな病気かご存じない方も多いのではないでしょうか?
恥ずかしながら管理人は、告知された際に「子宮頸部」という部分が何処だかもピンときませんでした。
女性であるなら誰もが知っておくべき「子宮の構造」「子宮がんの種類」「子宮頸がんの基礎知識」についてご紹介します。




子宮の構造・子宮頚部ってどこ?



【子宮とは】

子宮は女性の身体の骨盤中央に位置しており、その両側には左右の卵巣があります。


子宮2


全体はまるで西洋梨のような形をしており、その袋の部分が胎児を司る「子宮体部」、下方に細長く続く部分が膣へと繋がる「子宮頸部」です。


つまり「子宮頸部」とは、子宮の出口=膣の奥の突き当たりというイメージです。


子宮に発症するがんの種類



子宮がんは、大きく2つに分類されます。

子宮体がん=子宮の奥の体部粘膜
子宮頸がん=子宮の入り口付近の子宮頚部



子宮頸がん


どちらも子宮の内側を覆う上皮細胞から発生するがんで、婦人科のがんのなかでは最も多いと言われています。


【子宮体がんとは】


子宮体がんは、胎児を育てる子宮体部の内側にある子宮内膜から発生するがんのことで、別名「子宮内膜がん」ともよばれています。
子宮体がんは子宮の奥の方で発生・進行するため早期発見が難しく、上皮内がんの段階で発見されることは残念ながらほとんど稀です。
また、ほとんど全て腺がん=内膜腺由来であるので予後が悪く、近年進行型の子宮がんとして増加傾向にあります。


【子宮頸がんとは】


子宮頸がんは、子宮の入り口付近の子宮頸部から発生するがんのことで、子宮がんの約7割を占めています。
子宮頸がんは子宮の入り口付近で発生・進行するため、婦人科の一般診察や子宮がん検査で早期に発見されやすく、進行型の子宮頸がんは近年減少傾向にあります。
早期に発見すれば比較的治療しやすく予後の良いがん。しかし、進行すると治療が難しくなるため早期発見が重要です。


<※子宮頸がんは二種類>

子宮体がんのほとんどが腺がんであるのに対し、子宮頸がんは腺がんと扁平上皮がんに分類されます。

扁平上皮がん=大多数。上皮内に癌が発生。予後がよい。
腺がん=近年増加。粘膜由来で癌が発生。予後が悪い。


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一般的に子宮頸がんは扁平上皮がんであることが大半ですが、腺がんは先述した通り発見が難しいため進行子宮頸がんの中では近年急速に数を増やしています。



子宮がんを発症する年齢のピークは?



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【子宮体がんの発症ピーク】

子宮体がんの発症のピークは50-60歳
閉経期前後から閉経期以降の比較的早い時期が多いと言われています。


【子宮頚がんの発症ピーク】

かつては40~50歳代が発症のピークでしたが、性交渉の低年齢化により近年は30歳代後半がピーク。
また、20~30歳代若い女性に急速に増加している傾向もあります。
若年層で発見される子宮頸がんは幸いにしてほとんどが早期がんであるため、子宮温存が可能であるケースが多いのも特徴。
対して老年期に発見される子宮頚がんの多くは進行がんの可能性が高く、治療が極めて難しいとも言われています。




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