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子宮頸部 高度異形成(CIN3) 名医による円錐切除術

細胞診(クラスIIIa)・組織診(CIN3)で円錐切除術。HPVハイリスク16型感染。円錐切除術の比較・リスク・対策・予防。また、他の治療法(レーザーなど)との比較。「今できること」をまとめています。

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精密検査(コルポ診・組織診)の受診



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細胞診でクラスIIIaと告知された二日後、精密検査を受けるため、厚生中央病院へ。

予約は14時ですが、大分待たされると知っていたので覚悟していきました。
とはいえこの病院は、携帯で予約ツールを登録しておくと順番の少し前にメールで通知してくれるシステムがあります。
そのため、待ち時間も外出しすいと人気だそうです。


精密検査(コルポ診・組織診)の受診


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診察室に呼ばれたのは15時。

まず、問診で今の現状について説明を受けました。
・IIIa(中等度異形成)はがんのステージはない
・原因は性交渉によるHPV感染
・精密検査をして、中等度異形成だったら経過観察
 高度異形成異常だったら円錐切除術という手術が必要
・円錐切除術は子宮を摘出するのではないから妊娠はできるが、早産の可能性が高くなる



とにかく組織診をして病理検査をしてみないとわからないということで、早速診察台へ。

※精密検査=コルポ診・組織診についてはこちらにまとめてあります。


まずはコルポ診からです。

「拡大鏡のようなものを入れて、お酢のようなものを塗って子宮頸部を見ますね」と言われました。そして、
「異変が確認できたので、その部位を組織ごと少し採取します。少し痛いかもしれませんが、我慢してくださいね。」

と、そのまますぐに組織診に移りました。

ちくっと痛みがありましたが、思っていたほどではありませんでした。
もともと痛みに強い方であることと、ネットで調べて“組織診は痛い”と覚悟していたからだと思います。

また、過去の注射や歯の治療などで、深呼吸をしてできるだけ体の力を抜くことで痛みが軽減する(気がする)術を身につけていたので笑、この時もできるだけ下半身には力を入れず、腕をつねって痛みを散らしていました。



精密検査(コルポ診・組織診)の後


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検査が終わると、
「ゆっくり起きてください。気分は悪くありませんか?時々、気持ち悪くなったり頭痛がしたり吐き気がする方もいらっしゃいます」
と言われましたが、下腹部の違和感のみで吐き気などはありません。


「止血のためにガーゼを入れているので、明日ご自身で抜いてください。入浴はシャワーのみ。今日はアルコールや運動も禁止です。組織を採取しているため、傷口のようになっています。性交渉は1週間程度避けてください」


上記の案内を受け、検査の結果を聞く日を2週間後に予約しました。


病理検査は早くても2週間かかるそうです。
”結果まで長いな・・・”と、それまでの日々を思うと憂鬱に。

ただ、「見る限りそこまでひどくはない所見だったので、おそらく大丈夫だと思いますよ」という先生の言葉に一安心。
友人も、「再検査になってもみんな大丈夫だった」と言っていたし、きっと大丈夫。そう言い聞かせました。



先生への質問事項


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この日、先生に質問したのは下記の2つです。

①低用量ピルが子宮頸がんと関連するという記事を見たが本当?
子宮頸がんの原因はHPVなので低用量ピルは関係ない。引き続き服用してOK。

子宮頸がんと低容量ピルの関連性についてはこちら


②下腹部痛があるのだが、子宮頸がんの症状ではないか?
異形成はあくまで前がん病変なので自覚症状がない。
下腹部痛が出るほど進行しているのなら、細胞診でIIIaは出ない。内科の受診を勧める。

子宮頸がんも気になるけれど、謎の下腹部痛も気になる。でも関係ないなら内科も受診してみようかな。


そんなことを考えながら帰りました。

下腹部の違和感は感じましたが、思っていたよりも痛みはなかったのでホッとしました。
違和感は2日ほどでなくなり、それからは病理検査の結果を祈るように待ちました。

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